無断駐車は2万円頂きますと実際に言われて切り抜けた話

よく、民間の駅前駐車場とかに「専用駐車場なので無断駐車は2万円頂きます」とか書かれた看板があります。

先日勘違いで駐車してしまい、実際に所有者に「2万円払え」と言われ、なんとか切り抜けてきたのでこの話をシェアしたいと思います。

勘違いで所有者不明の駐車場に車を停めてしまった

ある街のある駅前飲食店(以降A店)に行こうと車で夕方5時くらいに駐車場を探していた時のこと。

たまたまA店の名前が書かれた看板がある駐車場をお店から少し離れた場所に見つけました。

あーここ停めれるのかー、と思い駐車場に停めました。

同乗者が結構昔にA店に行った際に停めたことがあるらしく、看板はボロボロでしたが、そこで間違い無いだろうと思い駐車して、一応A店の店員さんに後から確認しました。

「A店の看板のある駐車場に停めましたけど、大丈夫でしたか?」

「あ、なら大丈夫ですよ。」

と言われたので安心して美味しいお料理をいただきました。

2時間ほど料理を堪能した後、駐車場に戻ってみると、

車の周りを囲むように他の車が駐車してありました。

このままだと帰れないじゃん!と思って、飲食店に電話をしました。

「先程食事してた者ですけど、駐車場に他の車が停まっていて自分の車が動かせないので、他のお客さんに確認していただけますか」

と、動かしてほしい車のナンバーをを伝えました。

「わかりました、確認しますので少しお時間くださいね。」

まあ、しょうがないかーと思って少し待っていると、A店の方から電話がありました。

「すみません、確認したんですが、うちの駐車場にはそういった車は停まってないんですが、違うところに停められましたか?」

よくよく場所を聞いてみると、どうやら場所が違う模様。

「そこの場所はうちの駐車場ではないので、すみません、そちらの所有者の方に確認していただけますか?」

???

あれ?

何かおかしいな、と気づきました。

A店の看板があるのに、うちの駐車場ではない?なんだかチグハグになってきましたが、しょうがないのでその場所の所有者に連絡をとろうと、近くを見渡すと、もう一つの看板が。

「○○専用駐車場 無断駐車は2万円頂きます」

連絡先の書いていない看板がその場所の近くに置いてありました。

もしかして、こっちのお店の駐車場だったのか?

いや、でも、A店の看板(ボロボロだけど)もあるし、同じ敷地で分かれているのではないのか??

しょうがないので近くのお店や近くの人に話を聞いても「知らない」とのこと。

うーむ。困った。帰れない。警察に相談してみようかな?

いや、A店の看板が確かにあるし、もう一度A店に行って確認してみよう。

と直接A店に行って確認してみることに。

お店に行って責任者の方に事情を話すと、昔は借りていたけど、今は所有者が変わってしまったとのこと。

今はそこの場所を案内してないので、確認しないで停められても困ると。

いや、他の従業員の方に確認したんですけどね。。

その時。

車に残っていた仲間から電話。

「今、前の車の所有者が来てるんだけど。。」

時間は7時過ぎ。あたりはすっかり暗くなっていました。

なにやら不穏な空気が流れていたのでダッシュで戻ってみると、イカツイガタイの派手な白スーツを着た年配の方(以降Bさん)が。。

どうやらこちらの駐車場の所有者の方で、勝手に停められると困るし、ここに無断駐車は2万円と書いてあるだろ、と怖い感じで詰め寄られました。

ヤバイ!と感じましたが、事情を話して、勘違いで停めてしまってすみませんでした、と伝えるも

謝ればいいってもんじゃないでしょ、とさらに2万円を請求してこられました。

ヤバイ、とまた感じましたが、ここで正論を話してもラチがあかないと思ったので

「今A店の人に確認していただいているので少し待っていただけますか。」と伝え、お店に戻りました。

お店に戻ると、A店の責任者の方がどこかに電話をしてBさんの方に連絡してくれていました。

ただ、A店の方はなぜ僕らがそこの駐車場に車を停めたのか理解できないみたいだったので、看板を一緒に確認をしてもらうことに。

どうやら、そこにA店の看板があることを責任者の方も知らなかったようです。。

かなり昔に借りてたからねーと言っていましたが、ボロボロの看板を見て、そそくさと撤去してました。

その後、A店の方とBさんでお話ししていただいて、無事車を動かしていただけました。

Bさんも最初の威嚇するような態度が和らいでいて、スムーズに車を出すことができました。

もちろんこちらの確認不足ですみませんでしたとお声がけはしました。

今回のトラブルの全容まとめ

今回は結局関わった人の勘違いが生んだトラブルでした。

自分たちは状況だけで勝手な判断をしてしまい、

A店の方はかなり昔の過去の看板を撤去するのを忘れていて、

Bさんは、勝手に関係ない車を自分の敷地に停められたと憤慨した。

誰が悪いわけでもないですが、こういった人間関係のトラブルは色んな状況で起こりうる可能性はあるなーと思いました。

中には、こういったトラブルが原因でお金を払ってしまったり、ケンカになってしまったりということもあると思います。

ですので今後似たようなトラブルが起きないための教訓を書いておきたいと思います。

無用なトラブルを避けるための考え方

初めての場所(久しぶりの場所)に行くときは、きちんとした手順で確認する

元々の原因は自分たちの勝手な判断で駐車してしまったこと。

はじめにA店に連絡して正規の駐車場の場所を確認していれば問題なかったわけです。

自分が当たり前だと思うことが相手にとって当たり前ではないということ。頭の片隅に置いておいた方がいいですね。

勘違いの原因となったことをきちんと関係者に説明する

こういったトラブルに巻き込まれると、焦ってしまって相手の言いなりになってしまったり、感情的になってこじらせてしまったりということがあると思います。

こういった時こそ、冷静にわかりやすく事情を伝え、相手に正確に情報を理解してもらうことに努めた方がいいなと思いました。

感情的になり相手を責めない

自分の勘違いが原因なので基本的にこちらが悪いというスタンスがでいることが大事だと思います。

相手がわかってくれないことを責めても、相手は相手の正義があるので(今回は裏の世界の理屈も多少ありそうな雰囲気だったのですが。。)逆上してしまうだけです。

冷静に手順を踏んでやっていけば良い流れを生み出すことができるのだと思います。

生きていく中でトラブルは出来るだけ避けたいものですが、もしその渦中に入ってしまったら、焦らず一つ一つ手順を踏むことが大事だと感じた出来事でした。

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