30代のファッションや車だけでは無い、ライフスタイル提案

テレビの凋落が甚だしいと言われて久しいですが、日本では未だに強い影響力を持っています。

インターネットの台頭により、メガメディアとしての立場を脅かされたと思いがちですが、未だにテレビを見ている世代、それが50代以上の人たち。

テレビに慣れ親しんだ世代であり、インターテットの使い方がわからなかったり、わかっても、テレビの方がクオリティ的にも内容的にもあっていると思い込んでいる世代が見ています。

対してインターネットメディアを見ている世代はデジタルネイティブである10代、20代の人たち。

youtubeやabemaTV、Hulu、Netflixなどのネットメディアを見ています。

ですが、少子高齢化を呼ばれる現代では高齢者の方が圧倒的に数が多いですし、お金も持っています。

よってメディアを作る方もより効果的な方に舵を切らざるを得ない=昔ながらのメディアがいつまでも権力を持つという構造です。

当然ターゲットは高齢者によっていくようになりますので、40代以下の方々には面白いコンテンツが無くなります。

とは言え、10代20代が作って見ているネットメディアは30代40代にとっては若すぎる。

結果的に30代40代の人が見るメディアは「無い」のが現状なのです。

もちろん、映像メディア以外に関して言えば、書籍やニュースサイトなど個々が選択して見ればいいのですが、

働き盛りと呼ばれる世代がもっと面白いと思えるようなメディアがあれば、日本はもっと活気づくようになるのではないでしょうか。

 

そこで、まずは個人メディアがこの世代の興味が持てるメディアを作れれば少しでも世の中のお役に立てるのでは無いかと思います。

30代40代の世代の中間層と呼ばれる人たちは、仕事に家庭にと何かと忙しいものです。

ですから、本ブログでは、この世代の方々がそういった「やるべき活動」をより楽しく、また「個人の幸せ」を追求できるようなメディアを目指そうと思います。

具体的には25歳〜40歳くらいまでの大人の男の人向けに対するライフスタイルメディアです。

仮に「25歳〜40歳くらいまでの大人の男の人」を「活躍世代」と呼ぶことにします。

この世代の興味は、仕事スキル、社会、子育て、人間関係(恋人、夫婦、仕事)、趣味、生き方などになるでしょう。

これらは既存の雑誌などでセグメンテーションされてファッションや車などの趣味などのライフスタイル提案はありますが、

こと現代においては、商品やサービスありきのライフスタイル提案はふさわしく無い時代になったと思います。

ですので、ものを売るためのメディアというより、「資本経済的価値の他に、内的価値や社会的価値を満たすライフスタイル」を提案できるメディアを目指します。

資本経済的価値は、今までの時代の価値観で、簡単にいうと、「頑張って仕事をして車や家を持てば幸せになれる」という50代以上の人が持っていた価値観です。この価値観はもう、今の時代に合わなくなっていると思います。

また、内的価値とは、その活動自体はお金を産まないけど、幸せや楽しさを感じれることです。

社会的価値は、ボランティアや地域活動など、その活動自体はお金を産まないけど、誰かの幸せに繋がることです。

現代は、既存の資本経済的価値から、内的価値、社会的価値の価値基準が高くなっている時代だと思います。

そして、その価値が変動しているのは、まさに今の活躍世代=デジタルが取って代わられるようになった時代なのです。

よって、今までのように資本経済的価値の考え方のみでライフスタイル提案を行っても響かないし、

逆に内的価値や社会的価値のみ(10代20代の価値観)のライフスタイル提案をしてもピンとこない、それが活躍世代のハイブリッドな価値観だと思うのです。

よって、上の世代と下の世代のいいとこ取りというか、「活躍世代だからこそ楽しめる」ハイブリッドな価値観を提供することが、

活躍世代をもっと輝かせることになるのだと思います。

ハイブリッドライフスタイルの提案

このようなハイブリッドライフスタイルは、様々なオリジナルの価値観を作り出すことができると思います。

・アナログとデジタルの両方を知っているので、世代をつなぐ活動ができる

・そこそこお金を持っているので、若い世代からの新しいトレンドを若い世代とは違う使い方で表現することができる

・昔ながらの素晴らしいものをデジタルに変え、全く新しいもののように表現することができる

・何かと忙しいので、表現者も受取手もスピーディーにアジャイル的な開発が効果的

→取り急ぎアイデアからアウトプットし、使いながら徐々に改良していく、じわじわ発展していくというアメーバスタイルが最良

・価値観が多様化しているので、一極集中ではなく小さなグループがたくさんあり好きなグループに所属するような、マルチアクセスな生き方が良い

・基本的に明るく楽しいものが結局長続きする=メジャーシーン(クールでかっこいい物静かなシーンもあるがマイナーシーン)

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