プロゲーマーの梅原大吾さんという方がいます。
まず、プロゲーマーという職業があるということを知らなかった人も多いんじゃないでしょうか?
ゲームをしてお金をもらえる?
そんな素敵なことが現実にあるなんて!とお思いでしょう。
梅原さんは日本人初のプロ格闘ゲーマーだそうで、アメリカの企業とプロ契約を締結。仕事としてゲームをしています。
梅原さんのすごさがわかる伝説の試合「背水の逆転劇」という動画がありますので
一度見て見てください。
この試合はかなりの技術が必要で、ゲームをやっている人からすると神のような試合っぷりだそうです!すごいですね!
ゲームといっても、私たち一般の人がイメージするゲームは楽しいだけのものですが、プロとしてやって行く以上、それだけではダメなわけです(当たり前ですが)。
常にゲームに勝つことが求められるわけで、勝負の世界に生きるという意味では、
他のスポーツ選手や将棋棋士などと変わらないわけです。
一日数時間の練習はもちろん、毎回の大会前のプレッシャーは半端ないだろうと推察されます。
梅原さんの著書を読むと分かりますが、精神的に殺伐とした生活だったそうです。
ゲームのことだけ考えてやっても勝てないことがあったりして、プロ麻雀の世界に鞍替えしようとしたりしましたが、それもしっくりこなかったようです。
ですが、一時期勝負ごとから遠ざかり、介護の仕事をしたことで勝負の世界じゃない世界でも生きていけることを知ります。
高齢者と接する中で人間として感じる部分もあったのだろうと思います。
そういった紆余曲折経て、またプロゲームの世界に戻ってきます。
いい感じで脱力できた梅原さんは、以前よりもゲームを楽しみながら勝てるようになったようで、現在も稀有な存在として活動しています。
と、簡単に梅原さんのすごさをご紹介したところで、
私たちは、この稀有な存在だと思われる梅原さんから学ぶことはできるのだろうか?
本を読んで僕は思った。
学びは、ある。
凡人でもプロフェッショナルになる方法はある。
僕はそれを、「やれることは全てやる」ことだと思った。
自分が、「これで生きて行く」と決めた分野で、とにかくやれることをあぶり出し、どんなに細かいことでも徹底的にやるということ。
もうやれることはない、と言えるくらい一つのことを突き詰めてやれる人がどれほどいるだろうか?
だからこそ差がつく。アマチュアとプロの線引きがここにある。
そこまでやる!?というところをやるのがプロ。
だから、言葉で言うのは簡単。「やれることは全部やったらプロになれる」。
あとは行動。紆余曲折あるかもしれない。様々な大変なことがあるかもしれない。
だけど覚悟を持ってやりきるかどうか、凡人でもプロになれる道は
ここにある。
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