頭の切れ味をプラス30%高めて豊かになるための思考法とは?

ある日、手紙をもらった。

それは、妻の母上の友人からのもので、僕は、数度会ったことのある方からだった。

その方は不思議な能力を持ち、霊性がとても高く、イタコのようなことができる。

といっても、意識的にではなく、ふっと目に見えない誰かがやってくるのだそうだ。

ある日、僕の亡くなった祖父らしき人物がその方のもとへ現れた。

小柄で短髪で刀を持っていたようだ。

そして僕にメッセージを伝えるようにと言われて、手紙に内容を書いてもらったのだ。

その内容とはこうだった。

刀は切れ味が命である

頭も同じように、切れ味鋭く考えて仕事をすればもっとうまく行く

今現在70%くらいの切れ味だ。あと30%の伸び代がある

このことに意識して過ごせば、より良い豊かな未来が開けるだろう

よく頑張っているのは知っているよ

健康に気をつけて精進すべし

とのことである。

これを見てハッとした。

思い当たることがあった。

そういえば、今まで自分は感性の鋭い人間だと自負があって、感性に頼って生きて来た。

感覚的に、不要だと思うことはその場で切り捨てて来たところがある。

ピンと来ないものは不要なものだと。

それが良い生き方だと信じていた。

しかし、「頭の切れ味」という言葉の意味を考えてみると、思考力もまた大事な要素ではないかと感じた。

もう一歩踏み込んで考えることによって違った未来も開けるのではないかという気がしてきた。

そこで、頭の切れ味をもっと高めるための思考法を考えてみることにした。

頭の切れ味をもっと高める思考法とは

僕のような感覚的な人間にとって、自分の感性こそが唯一の拠り所だ。

日本的な忖度で決めることもあるが、それは本質的ではないと考えているから、

感性こそが本質的だと思っている。

そんな人間が頭をもっと使う、つまり思考力を使うとはどういうことになるだろうか。

それは、普段から自分のポリシーを明確にしているかどうかではないかと思った。

感性的な人間は瞬発力に優れている。

何かがあった時に、自分の中にある判断基準に従って瞬間的に決めることができるからだ。

このスピード感こそ持ち味だし、スピード感が損なわれる思考法はあまり実用的でない。

だからこそ、様々な状況下に対応できるポリシーをあらかじめ持っておくことが

最も効果が高いと思う。

つまり、何か決断が必要な時に初めて思考して決めるようではダメで、

元から答えを持っとけということだ。

これは、どんな状況でも応用できるポリシーを決めておくことが最も楽だと思う。

どんな状況でも応用できるポリシーを持つ

現実に様々な問題が起こるとして、そのそれぞれに対応する個別のポリシーを決めていたのでは、大変だ。

だから、どんな問題が起きようとも全てに応用できるポリシーを持っていれば、最終的にそれに合わせれば良いだけなので簡単である。

そのポリシーを今の所「僕が神ならどうするか」に決める。

例えば、仕事でトラブルが起こった時。今までの慣習からよくないこととはわかっていても放置されている事柄があって、そのせいで効率化や顧客対応などに支障が出てしまうなら、変えるのが大変でも変えたほうが、あとあといい。

そのほうが神的にいいだろう、という判断基準である。

これなら、感覚的な人間でも、頭の切れ味をもっと高めて判断することが可能となる。

何にも考えていないが故に、判断も決断も何もできない、

そういう状況はなるべくないようにして生きていければ、

どんどん頭の切れ味を高くして生きられるのではないだろうか。

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