忖度。
日本人なら必ず身の回りにある、忖度。
空気を読む、村社会、マイルドヤンキー。
言葉は違えどだいたい同じ意味で。
かつて日本は一丸となって成長を続けた時代があった。高度経済成長期。
あの時代では、日本人の和をもって尊しとなす精神はとても強かった。
組織の成長が個人の成長ともなり、まさに右肩上がり、それはバブル経済が崩壊するまで続いた。
時代は流れ、今、グローバル社会の中でもがいている日本人がいる。
僕も貴方もそうかもしれない。
日本という島国に生まれ育ち、そのアイデンティティはとても個性がある。
そんな個性が好きで日本を訪れる外国人も多い。
欧米諸国から訪れる外国人は基本個人主義で、日本特有の集団主義にはWHYな人が多い。
自分を謙譲し、相手を思いやる心。これは本当に素晴らしい。
しかし、冒頭にたくさん書いたように、物事には裏の側面もある。
忖度することによるデメリット。
決定スピードが遅い、責任の所在が曖昧。
ジャパニーズデメリットが時に誤解を招く。
こんな時代に僕らはどう行きていけばいいのか。
もう僕らはただの日本人ではなくなったのだ。
地球人としてのマクロな目を持ち合わせる必要がある。
その中で日本人たるメリットを最大に活かせる生き方をするのがいい。
中でも日本人が優れていると思うのは、高い精神性だと思う。
礼儀正しい、列にきちんと並ぶ、怒りを抑えられる、調整能力がある。
こんなステキなジャパニーズメリットを活かして世界をリードしていける。
僕らは個人だけど、一人じゃない。地球という全体のつながりの中で自分の個性を光らせて生きていける、輝く未来がそこに在る。
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