104歳の大先輩の境地。悩みを忘れられる方法とは

今日普段見ないテレビをたまたま見た。

見ようと思ってみたわけじゃなく、なんとなく待ち時間に流し見していたのだか、画面の中の話している人物に釘付けになった。

その人物は、104歳のご長寿おばあちゃん。

小奇麗な着物を着て、インタビュアーのお姉さんとハキハキと受け答えをしていた。

全くボケているとか耳が聞こえないとかなさそうで、とても104歳とは思えないほど元気だった。

その番組では、そのご長寿者に様々なことを聞いていた。

人生観や結婚観、死生観、日本人と過去や未来についてなど

様々なことを自身の体験をもとにはっきりと受け答えしていて、とても面白かったのであるが、

その中で僕が個人的に衝撃を受けた考え方があったので紹介しよう。

人間は悩み苦しむ器である。

人間は結局孤独である。

どんなに素敵な人が現れたと思っていても、最終的には孤独なんだと思う。

結婚してもよかったかもしれないし、結婚しないほうがいいかもしれない。

人間は何が正しいかなんて本当はよくわかっていない。

ただ、人間はどんな人でも悩みがあるし、何かで苦しんでいる。

大満足でこれ以上言うことない!と思いながら生きている人は少ないんじゃないか、とのこと。

だから、常に何かに悩んで答えが出ないままじゃないかと言っていました。

そして、人間は器、ただの入れ物であると。

この世に生を受けて、悩んで苦しんでそして亡くなっていく。

生きている間は、悩んで苦しんでそれが人生であるし、そう言うものだと割り切って、悩む前提で捉えておいたほうがいい。

 

制作している時は、悩みを忘れられる。

人間は死ぬまで悩みからは解放されない存在であるが、

何かを作っている時だけは、悩みを忘れることができる。

よって、制作活動に時間を費やして生きている人は幸せなんじゃないかということです。

今日も明日もなんらかの悩みは尽きないけれど、

これを今日は作ろうと思って生きている人は楽しく生きられるのだと思います。

 

104歳の経験から語られたクリエイティブ論です。

クリエイティブと幸せの関係を表していると思ったので、

クリエイティブな生き方をしたいと思っている人には

迷わず進んで大丈夫だよと言いたいです。

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